北東北
“業界初”はタイシから
納豆といえば今ではタレとカラシが付いた2~4個をまとめてものが主流になっていますが、1960年代ごろまでは、三角の経木に包まれた100㌘以上のものが主流でした。当然、タレやカラシも付いていませんでした。
そんな中で、1974年タイシは、業界初の「タレ付き」納豆を開発しました。その3年後の1977年には「これからは核家族の時代」と、現在主流になっているタレ付きミニパック納豆のさきがけとなる「まめちゃん納豆」を発売しました。
豆腐も同様です。今でこそ120~150㌘の豆腐を2~3個まとめた充填豆腐が使い勝手のよさから重宝されていますが、これも業界にさきがけてタイシが1973年に「ミニやっこ」の名前で発売しました。
「ミニやっこ」は主に北東北で販売していましたが、2001年にこの技術を使った150㌘を3個ひとまとめにした充填豆腐「なめらか絹」を関東市場で発売したところ大ヒット。各メーカーがこぞってこの種の商品を開発して今日に至っています。
というわけで、タイシは創業以来“業界初”に挑み続けている会社なのです。
「ひきわり納豆」はおいしいのですか?
一般的に納豆は粒のままの煮豆を納豆菌で発酵させて作りますが、「ひき割り」納豆は、あらかじめ大豆を臼で挽き割った豆を発酵させて作った納豆です。決して丸大豆納豆を刻んだものではありません。
「ひきわり納豆」が好まれる地方は、秋田県を中心とした北東北エリアで、場所によっては「丸大豆」との割合は半々のところもあるほど親しまれています。
おいしいかどうかは個人の好みですが、納豆は大豆の表面に取り付いた納豆菌がタンパク質を変化させることによって独特の「うまみ」が出るので、表面積が広い「ひきわり」 がおいしいと感じられるのかもしれません。
粒が細かい分、発酵も早いので、賞味の時期をきちんと見分けていただきましょう。
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